ファイアウォールは外部からの脅威を検出してトラブルを防ぎます
ファイアウォール機能では悪意のあるユーザーからの不正アクセスや攻撃を検出する事ができます。多くのファイアウォール機能ではウィルススキャンソフトなどと連動しており、自動的にウィルス駆除が行われる仕組みとなっているソフトウェアも多数公開されています。最近ではオペレーティングシステムにこうした機能が標準的に組み込まれている場合も多くなってきており、ウィルス対策にあまり詳しくはないユーザーでも手軽にウィルス対策を行なう事ができるようになりました。
ファイアウォール機能とは、そもそもセキュリティー機能を担うソフトウェアのひとつです。不正な通信が行われていたり、あるいはウィルスの活動を検出する事によって、自動的に他のセキュリティープログラムが作動する仕組みとなっています。不正アクセス検出が行われると通信が遮断されたり、一緒に組み込まれているウィルススキャンソフトへと命令が作成されます。万が一ウィルスが検知された場合には、ウィルスが活動する前に瞬時にウィルススキャンソフトが的確な動作を行って対処する事ができるのです。
セキュリティーソフトの多くは、かつては一般的なソフトウェアと同じように起動して実行を行うプログラムとして提供されているのが一般的でした。しかし2000年以降はブロードバンド回線の普及なども影響して、パソコンを活用してインターネットに接続を行うユーザーが飛躍的に増えたという事情からも、より高度なセキュリティーソフトが登場するようになります。この頃からセキュリティーソフトの多くはカーネル常駐と呼ばれる特別な形態において実行されるようになります。
カーネル常駐にて実行されているセキュリティーソフトの場合、ウィルスが動作する前にパソコンの操作を優先的に実行し、ウィルス駆除を行う事が可能です。こうした理由から、現在ではウィルスに対する脅威を大きく抑制することが可能となっているといった経緯があります。また最近のセキュリティーソフトでは、プログラムを実行する前にサンドバッグと呼ばれている仮想空間でテスト実行を行ってから、ウィルスかどうかの検証を行う事ができるソフトウェアも登場していて、より安全性が高まっています。

